2026.10.13
同じ案内でも「誰がする?」ChatGPTで役割別に書き分ける

同じ案内でも、参加者と運営担当ではしてほしいことが違うことがあります。ChatGPTに役割ごとの文案を頼むときは、共通事項とそれぞれの作業を分けて渡すと、文章だけでなく行動の担当も確認できます。誰が何をするかは、実際の仕事を知る人が決めます。
共通事項と役割別の作業を分ける
例として、架空の読書会の案内を考えます。参加は任意で、日時と場所はまだ決まっていません。参加者は前日までに希望テーマを主催者へ伝え、主催者は希望を集めてテーマを決め、当日に会場を準備します。
参加の任意性や未定の情報は、どちらにも伝える共通事項です。一方、希望テーマを伝えるのは参加者、希望を集めてテーマを決め会場を準備するのは主催者の作業です。誰の作業かを先に分けておけば、書き分けの基準ができます。
ChatGPTに二つの役割を伝える
ChatGPTのチャット欄に、次のように入力します。必要なのは、作ってほしいもの、二つの役割と作業、変えない条件です。すべてを決まった型で書く必要はありません。公式ガイドも、目的や必要な情報、出力の形を伝え、返答を見ながら調整する方法を紹介しています。ChatGPT Learn「Prompting」(2026年10月12日確認)
自作の架空の読書会案内です。参加は任意で、日時と場所は未定です。参加者は前日までに希望テーマを主催者へ伝えます。主催者は希望を集めてテーマを決め、当日会場を準備します。参加者向けと主催者向けに短い連絡案を一つずつ作り、それぞれ誰が何をするかを示してください。担当、期限、任意参加、未定事項は変えず、材料にない情報は足さないでください。実際の案内は送らず、下書きだけ作ってください。
「誰が・何をするか」で確かめる
出てきた二つの案は、文の印象より先に行動と担当を照らし合わせます。たとえば、次のような文案が考えられます。これは記事用に作った例で、ChatGPTへ入力して得た回答ではありません。
参加者向けの文案例
参加は任意です。希望するテーマがあれば、前日までに主催者へお知らせください。日時と場所は未定です。
主催者向けの文案例
読書会への参加は任意です。参加者から希望テーマを集め、テーマを決めてください。当日は会場を準備してください。日時と場所は未定です。
確認するのは三点です。参加者にテーマ決定や会場準備を頼んでいないか。主催者に参加者として希望を伝えるよう求めていないか。両方の文案で、参加が任意であることと日時・場所が未定であることが保たれているか。材料にない期限や約束が加わっていないかも見ます。
役割が入れ替わっていたら、「参加者向けの案から会場準備を外し、主催者向けへ移してください。材料にない期限や予定は追加しないでください」のように、その箇所と直し方だけを伝えます。そもそも担当が決まっていない場合は、AIに割り振らせず、関係者に確認してから文案にします。
実際の案内を入力する前に
試すときは、まず自分で作った架空の情報を使います。実際の仕事に使う場合も、勤務先が認めたサービスか先に確認してください。参加者の氏名や連絡先、顧客情報、社内の非公開情報、認証情報は入力しません。実際の日時や会場など、公開前の情報も、入力が許可されているか確かめます。出力をそのまま送らず、元の案内と照らしてから人が判断します。


