お問い合わせ

サービス

読みもの

会社

お問い合わせ

ホーム › 実践ノート › 業務での使い方

2026.10.09

Geminiで意見をまとめるとき、一件だけの困りごとも残っている?

番号1〜4の意見カードを調べ、一件だけのカードも残しているイラスト。見出しは「Geminiで意見整理」「一件の声も残す」。

自由記述の意見をまとめるとき、Geminiに分類案を作ってもらうと、少数の困りごとを見落としていないか確かめる入口になります。分類が整って見えても、全員が同じ意見だという意味にはなりません。まずは架空の意見を使い、番号を付けたまま分類案を作るところだけ試します。

意見の整理と、改善を決める作業を分ける

「入口の案内が見つけにくい」「受付の位置が分かりにくい」のように、似た話題に見えても困っていることは同じとは限りません。さらに、一件だけの意見を「少数だから」と要約から外すと、その人が気にしていた点を見失います。

Geminiには、意見を分類する案と、その根拠を出してもらいます。どの声を残すか、どの改善策を採るかは、元の記述や仕事上の条件を見て人が判断します。分類案は全員の合意を示すものではありません。

番号を付けたまま、分類案を頼む

まず、扱ってよい情報か社内ルールを確認します。練習では、自分で作った例文を使えば、実際の意見を送らずに手順を試せます。実際の意見を扱う場合も、氏名を消せば入力してよいとは限りません。利用が認められている情報だけを使い、判断に迷うものは入力しないでください。

Geminiのチャットに意見を貼る前に、各文へ番号を付けます。次の例は説明用に作った架空の意見です。

以下は説明用の架空の意見です。
1「入口の案内が見つけにくい」
2「受付の位置が分かりにくい」
3「会場内の移動経路を知りたい」
4「開始時刻を早めないでほしい」

困りごとの分類案を作り、各分類に元の番号を付けてください。
一件だけの意見も残し、全員の合意、人数や支持率、改善策を推測しないでください。
似た内容をまとめる場合は、その理由と、原文に残すべき違いも示してください。
分類に迷う項目は、決めつけずに分かるようにしてください。

この入力例は架空の文章で、Geminiに実際に送信して結果を検証したものではありません。例文を自分で入力するなら、パソコンではGeminiのウェブアプリを開き、画面下部のテキスト欄に入力して送信します。画面や利用できる機能は変わることがあります。

返答を元の番号と照らす

返答を見たら、まず1〜4の番号がすべて残っているか数えます。番号が消えていたら、元の意見と返答を見比べて、どの困りごとが抜けたか確認します。

次に、似た意見をまとめた理由を見ます。たとえば1と2を大きく「場所の案内」と整理する案が出ても、「入口の案内」と「受付の位置」の違いまで消えていないか確かめます。まとめる範囲に迷ったら、次のように頼み直せます。

番号1と2の原文を残し、それぞれ何の場所で困っているかを分けて示してください。

最後に、一件だけの4が残っているか見ます。四つの記述は四人分とは限らず、件数だけで人数や支持の広さは分かりません。Geminiの分類を、そのまま「みんなの意見」や改善の決定として扱わないようにします。

まずは架空の四件で一度試す

最初の一歩は、上の四つの架空例をGeminiに渡し、返答から1〜4の番号をたどることです。全ての意見が残り、似た文の違いと一件だけの困りごとが読めるかを確認します。分類が粗ければ、番号と原文を指定して一段だけ詳しくしてもらい、採用する整理は自分で決めます。

Googleの公式ヘルプでは、Geminiアプリの回答には誤りがあり得るため、内容を再確認するよう案内しています。今回のような整理でも、元の意見に戻れることを確かめてから使いましょう。Gemini アプリを使用する(Google公式ヘルプ、2026年10月9日確認)

Contact

困っていることがあれば、お聞かせください。
小さなことでも、何を作るか決まっていなくても構いません。

お電話 06-6131-6763